私がモラ夫と結婚するまで⑦
姉二人が一緒に住んでいたのだが、
諸般の事情で次女が出ていったのだ。
→ 一部屋あいたからこない?
ラッキー!
一緒に住むことにした。
仕事を辞めたけどバイトしてるから心配しないでと両親に伝え、長女と暮らした。
カフェだけではもちろん食べていけない。
体を売るわけじゃないからお小遣いはもらえても五千円〜1万円くらい。
ランチ、ディナーは奢って貰えるからご飯には困らなかった。
トモちゃんとも毎日のように一緒に居た。
終電を逃すと一緒に漫画喫茶に泊まるほど仲良くなっていた。
トモちゃんは体を売っているのだろうか、、、
気にはなるけど
なんとなく聞けなかった。
カフェだけでは安定しないので昼間は正社員で事務をして、仕事後にカフェに通う日々だった。
トモちゃんは寂しいと言ってくれた。
ある日トモちゃんがいないときに
ア○ハの読モの子が話しかけてきた。
ミカ。
→ねぇ、ガッキーに似てるって言われない!
?
一緒に飲みに行こうよぉ♪
ブスとデブは嫌いなの!
細い!
目がデカイ!
金髪!
可愛い!
リアル人形のようだ、、、
足が私の二の腕くらい。
横に並びたくない。
明らかにタイプ違うぞ。
なぜ私にきた(;´Д`)
→さっきー、外出誘われたんだけどぉ
相手が友だちと二人できてて
2対2で飲みたいみたいだから
どうかなーって???(^^)
あ、、、はい、近場なら、、
こんな美女と話せる機会がないから
女の私でもテンションが上がっていた。
ミカはマジックミラーにむかって
マルの合図をすると
すぐに指名が入った。
.......