神奈川県にいた２人姉と

彼氏だけを頼りに神奈川県にきた。

彼氏がいるから大丈夫。

最初の引っ越しから何から手伝ってくれた。

同級生と思えないくらい大人っぽくてしっかりした彼。

だけど彼は専門学校。

私は飲食店。

彼は土日休み。

私には土日休みなどほとんどない。

近くに居るのにすれ違いの日々が続いた。

彼は父子家庭。

毎日父から千円渡されるからそれで飲み物と昼ごはんを買うのにやっとだ　と。

私が電車代を払わないとこれない　と。

そして部活もやめてから

彼は太っていき100kgに達していた。

電車代払って

家にきてもご飯いっぱい炊かないとならないし

レトルトカレーにしても3パックくらい食べる。

牛丼チェーン店にいっても３０００円くらいかかるし私が払う。

太りすぎていびきがうるさく、無呼吸にもなるし私が眠れない。

５畳しかない私の1Ｋマンションには

居るだけで邪魔に思えてしまった。

私が朝５時から夜２２時くらいまで立ちっぱなしで叩かれ捨てられ、嫌味言われて

一生懸命稼いでるのに、、、

苛立ちしかなかった。

彼はバイトすると高校卒業前から言っていたのに

履歴書送っても返事がない

などなど並べてバイトしていなかった。

私は

もう別れよう

こないで欲しい

鍵も返して

言ってしまった。

しかも記念日に。

彼とお揃いのくつが欲しくて

一人でＡＢＣマートへ行ってきて

マンションの

前にいた彼にむかって

気付いたら

くちが言ってしまった。

彼は大泣きした。

私は驚くほど冷たく冷静に

別れようとしか言わなかった。

ついさっきまで記念日のお祝いをしようと、買った靴を持ったまま。

今思うともう軽い鬱だったかもしれない。