子連れ離婚→再婚したけど...

モラハラ酒乱DV夫とやっと別れて離婚して再婚して毎日幸せになりたい日々

私がモラ夫と結婚するまで⑥

ご指名!?

指名???

なんなの?


?なまま、とりあえず廊下を出て違う部屋へ。


さっきのキャッチ君が軽く説明。


→今からここにあなたを指名した

 男性がくるので、軽くお話してください。

 嫌なことあったら叫んでねー

 カーテンだしぃ

 5分でアラームなりますぅ


 えー!?



、、、、コトコトコトコト、、、




シャーッ

カーテンから入ってきた。




爽やかなオジサン。


→こんにちは(^^)


 こ、こんにちは。


→君初めてでしょ?

 オジサンはだいたい毎日きてるから

 わかるよお

 何目的?

 お金ほしい?

 外出する気はあるの?


 えっと、、、

 初めてでわかりません

 漫画を見に来ただけです。



なーんて話していたら時間切れ。


とりあえずサヨウナラ



女子部屋に戻ると

トモちゃんがいて説明してくれた。


→部屋の真ん中に大きなカガミの柱みたいのあるでしょ?


あれがマジックミラーになっててね

中から男性が私たちを常に見てるの。

ネットでもみてるから気になる子がくると来店してくるの。


お互いの条件が話し合いで一致したら一緒に外出するんだよ。



へーって聞いてる間に指名ラッシュ。

男性も女性も常連さんばかりで

新しい子がくると引っ張りだこになる様子。


私も指名がたくさんきた。


漫画をみる暇もない。


カーテンの部屋にいっても

→どこまでできる?

 いくら欲しい?


みたいな話が多かった。




何人も話したあとに最初の爽やかなオジサンがまた指名してきた。


→あのさ、、


私がモラ夫と結婚するまで⑤

その飲食店はやめることになった

というかビンタされた翌日から行かなかった。

社会人としてクズであることは

わかっていたが、もう行く気になれなかった。



暇なとき横浜で漫画喫茶に行っていた。


横浜に行くとナンパが凄い。

駅からドン・キホーテに行くまでに5人程かわして向かう。


いつもなら相手にしないナンパやキャッチ。


でもその頃は優しく声をかけてくれるのが少し嬉しかったかもしれない。


キャッチがきた。


→ドコ行くの?♪


漫画喫茶です。


→だったらこっちきなよ♪

 漫画読み放題!

 ドリンク飲み放題!

 快適だよ〜♪


怪しいですね。


→怪しくない怪しくない♪

 あ、ちょうどあの子!

 行くと思うから心配なら一緒に!


え、あ、、はい。



角のビルのエレベーターからあがった。


○ンカフェと言うらしい。


その女の人はトモちゃんといった。


トモちゃんは毎日きているといって

説明してくれた。


確かに漫画もドリンクもネイルもし放題。


なんなんだここは、、、



すると、


→ご指名でーす♪


 え?

私がモラ夫と結婚するまで④

それからは本当におかしくなっていった。


行かないと怒られるのに

朝起きれない

職場まで行けない


職場のホール接客中でも立ったまま無表情、涙が勝手に頬をつたう

軽いリストカット


血を見たり痛みを感じると妙に安心した。


生きているんだなって。


夜の電車の中。


正面のガラスに映る私。

周りの人と肩を寄せ合い真ん中にいる私。

周りの人も生きていて

動いている。

私も生きている人の中に囲まれてほっとした。

毎晩電車のガラスをみてほっとした。


最寄り駅についても

マンションに帰らず近くの公園にただただ座っていた


野良猫が足元にきてくれる



それだけで良かった。


両親に会いたい


実家に帰るしかないか


でも実家に帰ったら2度と憧れていた関東一人暮らしなどさせてもらえないだろう。



両親には

うまくいっている

心配しないで

と伝え続けた。



そんな職場で半年近いある日


ホールで立っていると


パートさんが出勤してきて

私のうでを掴んで裏の職員廊下に連れて行って

壁に押し当て

ビンタしてきた。



しばらくして

顔をあげたら

いつも明るくてキレイな美魔女的存在のパートさんが

震えながら泣きながら私をみて言った



もう見てられないの

娘と同じ年頃の子がこんな職場で

あなたうつ病よ

こんな職場さっさとやめなさい

逃げなさい

図太いオバサンしか残れないわ、ここは。




それでやめることを決意した。


病院にも1度行った。


眠剤、精神安定剤、カウンセリング。

ほとんど覚えていないし薬も飲まなかった。


自分がうつ病なはずなんかないんだ。